2024年冬の報:強く図太くレモンの木

秒の速さで 11月が
終わって しまいました

急に寒く なりましたが
みなさま お元気かな

私は 退院後
経過観察の検査も 無事に終わり
落ち着いて 過ごしています

あんなにも 恐ろしかった 新治療

結局 我慢の範囲の 副作用でおさまり
数年の熟慮のうえ 最後はえいやあっと
飛び込んで よかったなと 思っています

でも 11月末に
親族が 方々 入院したり
深いご縁があった方が 他界したり
胸の奥は ずっと ザワザワ しています

とはいえ ようやく 少しずつ
連絡できずにいた人に お便りしたり
気になっていた所へ 足を運んだり
会いたかった人と ゆっくり過ごしたり

ーーー
さて
これから どうするの小谷さん ですが

ここ数年 念仏のように 唱えている
「文化」と 「体育」と 「経済」

これを 今のうち
しっかと 構築したいのです

そのため 小谷活動 小谷SNSは
このまま しばらく 凪のまま 

生きてます報告は 引き続き ここで
「いいね!」も よくないねも
何もつかない この場所が
私には とても 心地よくて

でも
ほったらかしていた
自分だけの 作品庫を
こっそり 動かしてみたり しています

作品庫は まだ ひっちゃかめっちゃかで
お見せできる状態では ないですが
もう少し 整えたら お知らせするかも
(大したもんでは ないです)

師走の足音が すぐそこに
2024年が クライマックス

みなさん
よい12月を お過ごしください

またね☺︎

ふみ 2024年12月2日 


追伸
四季折々 ジャムを 作っていますが
我が家の 一番人気は
いちごでも ブルーベリーでもなく 
酸っぱ甘い 「レモン柑橘系」

でも 国産レモンて 高くって
正真正銘 自家製に 踏み切りました

でかっ。重っ。君は本当にレモンなのか。

レモンの木を 選ぶにあたり
品種の説明タグに
『病気と寒さに強い』の文言

病で 寒さに 弱い私は
君しか いない!と 即決

「瑠の香」という 品種です
ずっしり ムッキムキ レモン

病と寒さに 強く
「冬でも 半そで短パンの小学生」
みたいな レモンの木

この 半袖短パンレモンと ともに 
強く 図太い 私たちになる

2024年秋の報:No pain, No gainな10月

入院 してきました

新しい治療に 踏み切るまで
何年も 悩みに 悩んで

事前検査も クリアして
たどり着いた 点滴治療 

道中 副作用が出るたび
点滴速度を 慎重に 調整しながら

点滴時間 11時間

もう一度 言います 

  11時間

な  が  い  

副作用は 
プチ呼吸困難
軽く嘔吐
うっすら頭痛など

それなりに ありながら
でも 大きな問題(痙攣とか)なく
どうにか こうにか
終えることが できました

これを 半年に一度
ひとまず 2年間 続けます

また11時間かと 気が遠く なりますが
この治療は この10年で認可された
画期的な 治療法(リスクと費用も画期的)
この期間は 再発しないと されています

じゃあ 2年後どうすんのって 話になりますが
さらに 続けるか 別の治療か
はたまた 点滴に 頼らなくても
自力で 再発しない私を 作れるか

先のことは 悪くも良くも 分からない
また その都度 考えればいい

揺らぎながらも こんな風に
切り替えられるように なったのは

ままならぬ病気の おかげでも あります

病気になって15年
再発9回

再発と 寛解を 繰り返し
何度も 何度も 振り出しに戻され
いつまでも終わらない スゴロクのよう

再発する度 私は自分を責め
あれが 悪かったか
これが 悪かったと
すぐに 自分の悪いところを探し
やたら 自分を責めるクセあり

私の主治医は その度に
「あなたは 何も悪くない」
そう 強く 言い続けてくれた

それでも まだ 自分責めグセは
消えないけれど かなり マシになった

左手に 終わらない点滴 下げた夜
顔を見に 寄ってくれた 主治医の先生に
オエオエ 泣きながら

「病気とぉ 先生のぉ おかげでぇ
 私はぁ 自分をぉ 責め潰さずにぃ
 生きてこられましたぁ おぇぅぅ」と

情緒不安定の患者
病室にて 突然の懺悔

先生は 少し困った顔をしながら
「ほんとに よく頑張ってきましたよ」と
私の肩を たたきながら 笑っていた


そんなわけで 大きなヤマを 超え
1、2週間は まだ副作用が 出たりするので
おとなしく 過ごします

(免疫細胞のひとつを オフにする
抗がん剤治療の一種で 免疫弱弱ですので
ますます 人混みNGの 体になりました)

気がつけば 11月ですって

退院してみたら
街はハロウインから クリスマス模様

みなさん 健やかに 穏やかな
師走を お迎えくださいね

またね

ふみ☺︎

2024年11月1日


追伸:

入院当日

病室に案内してくれた看護婦さんが
「私、以前も担当していたんです」

それは8年前 緊急入院の時に 
よくしてくださった 看護婦さんだった

「あの時は、ほんとうにお辛そうで。
 窓際のベットでしたよね。
 お元気に過ごされていて、よかった」と

あの5回目の再発は
再発して1週間で 一気に急性腎不全
腹水まで溜まって 息もできなくて
過去2番目 ひどい再発の入院だった

まさか 覚えてくれていたとは
そしてまた
元気に(病続行中だけど) 会えるとは

ーーー
「あの人は 元気でいるだろうか」

私の 難病ながら わりと元気な日々は
彼女の そんな思いに
支えられてきたのかもしれない

「あなたは 元気かな」

私の ふとした この思いが
あなたの 穏やかな日々の光の
ひと筋と なりますように

私の病室はいつも森のなか(「やがて森になる」だけに)

追追伸:
入院中の有り余るであろう 時間を利用して
不義理している方々に 連絡すべく
PCもレターセットも ガッツリ持参したのに
小鉢的複数の副作用に 翻弄されて
ほとんどの人に 連絡できませんでした、、、
すいません、、、

2024年秋の報:呼吸を忘れた9月

10月になって しまいましたが
信じられないくらい 忙しかった
9月の報 をば、、、

まず 私と息子 同時期に
私の 大学修了試験と
息子の 院試の 
それぞれ 結果発表

この夏は
ハラハラ どきどき 通り越して
ずっと 息を とめてるようでした

ある日の 明け方
まず私の 結果発表

[合格]

「ああああ、あああ合格うううう」

グースカ 寝てる夫に 声かけると
ガバッと 飛び起き
「どどどっ どどっちが!?」と

「ああっ、私!」答えると
よかったよかったぁぁ…  言いながら
また クークー 眠りのなかへ

こうして
私の1年間の 大学生生活は
なかなか 好成績とともに
修了 (資格も習得◎)

(この1年 コロナやインフル 病気再発
 色々あるなか 課程規定の1年内に
 最後まで やりきって
 えらい!すごい!と 家族や友達に
 いっぱい 褒め祝ってもらって 大満足
 応援してくれた 皆さま ありがとう)

続いて 息子

院試って
受ければ 受かるもんだと
思ってましたが

息子の専攻は
容赦なく バンバン 落とす

そのため 教授や院生は
学部生とは 仲良くしてくれないほど
(落ちていなくなるから)

あらゆる Bプラン 想定しながら
帰省してきた タイミングで
家族一同 結果を
手に汗 脇汗 見守る

[合格]

(これまでの すべての受験の中で
 一番 辛かった そうです)

こうして
我が家の 酸素のない夏は 
呼吸を 思い出し
ホッと、、、

するどころか
息子 帰省中 2度も
体調を崩し 再生し 繰り返し
やっと元気に 京都に 戻りました

そして 間髪入れず
私の 新しい治療入院前 検査が続く

不安になる暇も ないのは
いいのかも しれないですが

ーー

ずっと文通をしている 友達の手紙に

「家族の洗濯物いっぱいで
 やんなっちゃう時あるけど
 これって元気で生きてるってこと」

みたいなことが 書いてあって
夏に残された 山盛りの 洗濯物と
ろくに 掃除できず カオスな家の中

彼女の言葉を 
じんわりと 思い出しながら
よろよろ整え 夏を見送り
のろのろ近づく 秋を感じています

暑すぎた夏の 疲れが 出ませんように
みんな 健やかに 秋を迎えてくださいね

またね

2024年10月1日
ふみ☺︎

追伸
学生ふたり抱え 大変だったであろう夫が
用意してくれた おめでとう袋には
一生懸命に 登った 山ふたつに
金色の月が 輝いていました



2024年夏の報:レゴブロック道半ば8月

8月が 終わります
みなさま お元気かな

今年は 去年以上に 暑かった
さらに 超特大台風 接近中

私は 暑い 熱い夏の
クールダウン 終え
明日 49歳になります

いよいよ 不惑40代 最後の歳

40代前半 不惑どころか 惑いまくり
40代後半「惑って当然」 惑わなくなり

特に この1年の 48歳は
人生の取りこぼし かなり回収

気になってた あれ
中途半端だった あれ
諦めきれなかった あれ

まだ そう簡単に 回収できず
とっ 散らかってる もの 
大小 かなり ありますが

小さいものを 挙げるならば

弱々しい クロール息継ぎ
開脚前屈 取れない背中の丸み

動かぬ左指 バイオリン ト長調
12歳からの課題 フルート 低音域

自家製マフィン 不安定な食感
まだ発展途上 マイ料理レシピ帳

スイッチ 行方不明の 英語力
互いに迷子 写真と作品の 整理

他 新たに やりたいこと 多々
(10月から受ける 新しい治療 含む)

書き出してみれば なんじゃそりゃ
どうでもよさそな ことばかり

一方 年を取り
失うことも たくさん
体力の衰えとか 集中力とか
肌のハリとか 視力とか(老眼)

でも 失うことの 多さよりも
どうでもいいこと どうでもよくないこと
拾い集めた大小で 出来上がった私は

精巧に出来た レゴブロックのように
簡単には 崩れない 壊れない
最上級の私が 完成するのです

そんなことを 思いながら
私と夫が 生まれ日を迎える
(同じ生年月日 なので)

明日からも 変わらず
夫と ふざけた毎日を
息子に ひらけた宇宙を
(宇宙物理学の道を歩んでます)

みなさま
おだやかな 秋を 迎えてください

またね☺︎ふみ
2024年8月29日


追伸

暑くて いらいら ピリピリ
夫に 不機嫌に なったりするけど

夫が 撮る私は いつもやさしい

2024年夏の報:消しゴムと走り抜けた7月


7月でした
みなさん お元気かな

私は 昨日
さいごの試験を 終えたばかり
なんだか ボーッと 放心状態…

7月は ずっと
朝に勉強 夕に勉強
50歳 近くなっても
出来るものだなあ 思いながら

でも さすがに くたびれました

外は 暑くて 力入らぬ
明日から もう8月だなんて

放置してたこと やまもりですが
あまりに ギュッと力を入れ
一生懸命 走ってきたので

パッと 解放された 今
心が?頭が? じんじん します

しばしの あいだ

実家から 持ち帰った 
分厚い アルバムをはじめ
写真や 学んだ書籍の整理
(これまでを振り返る)

今にも 溢れ出しそうな
パソコン内の データ整理と保存
(現在地を見つめる)

あと 京都にて
院試直前の勉強で
ヨレヨレの 息子に
アツアツの 応援ゴハンを送る
(遠隔サポート)

そんな かんじで
過去を 踏み締め
現在を 見据え
未来を 応援して

暑い 暑い 8月は
クールダウンの月

早く じんじんが
おさまります ように

みなさまも
暑い 熱い 毎日
やすみ やすみ 動いて
ご自愛 くださいね


またね☺︎ふみ


2024年7月31日

追伸
つかれた!!!
やりきった!!

毎日やる気がすごかった消しゴム

書いては 消し
消しては 書き

クールな 水と
ホットな ラテを
行ったり 来たり

君と ともに
私は 私の形に なる




2024夏の報:6月の窓際うぐいす色


あれれ6月
さいごの日に なってしましました

水たまりの季節が やってきたような
もう通り過ぎつつ あるような

みんな お元気かな

私は 大学の 修了試験まで
あと 1ヶ月を 切りましたが
理解や演習が 追いつかなかったり
なかなか 焦る日々を 送っています

そんななか
とても 嬉しいことが

ある日曜日
夫が目をうるませ 2階に来てと

寝室のカーテンを そっと開けると
ベランダすぐ向こう 目線の高さ
トネリコの木に 小さな巣

そこに
小さな 緑色の小鳥が
出たり 入ったり

メジロの巣でした

え!えええ!!!
えええーーーー!!

人生 想定外の出来事 多々あれど
こんなに 嬉しいことが 起きるなんて

ほと走る 嬉しさと 可愛らしさで 
夫婦して 頬熱くなり 膝ガクガク

その日から
メジロ休暇が 欲しくなるほど
カーテンの隙間から 見守り続け

鉄砲玉の スピードで 同じ家に帰る
うぐいす色の 小さな メジロ夫婦
茶色の 小さな巣の奥 メジロキッズ

*お分かり いただけるだろうか
 動画長回しで撮れた メジロの メジ子かメジ夫
(名付けてしまって 愛しさ倍増)

眠れぬ 長い夜には
月明かり カーテンの向こう

揺れるゆりかご 小さな巣
ぬくもり寝息に 耳を澄まし

そして
2週間ほど経った ある月曜朝
メジロ一家は 無事 巣立ち

灯りが 消えたような さみしさ

息子の 巣立ちに 次いで
2度目の 空の巣症候群 (文字通り)

今は
「我が家を 選んでくれて ありがとう」
そんな 気持ちで いっぱい

そして
また 選んでもらえるよう
これからも マジメに 生きていこうと
誓った6月でした (そういうことなのか?)


それから 話は変わりますが

この1年 取り組んできた
大学の レポート & 試験 = 11科目
結果が 出揃いまして

なんて いい眺めなのでしょう
(成績も 結構 いいんですよ えへ)

そして 残るは
7月末 演習試験 2科目

大学生で いられるのも
あと 2ヶ月(でありますように)



生きていれば 生きているから
いいこと ばかりでは ないです

でも
小さな いいこと そっと集めて


うぐいす色の空に 幸多かれ



またね☺︎

ふみ
2024年6月30日




追伸
サンリオキャラクター大賞2024
推しの キキララは 第10位
ギリギリの 入賞となりました

You tubeで 開票中継とか あって
なんか結構 盛り上がっちゃった…


2024夏の報:200年道半ばの5月

5月 季節のつま先は 夏の入口
その前に
大きな水たまり できるころ

みなさん お元気かな

私は 5月1日から
大学授業の 第ニのヤマが始まり
7月末試験まで えんやこらの毎日

勉強は 1日4、5時間くらいかな
(同級生は6時間以上やってるので少なめ)

座りっぱなし時間が 長いので
腎臓ちゃんの ために
来たる治療に 備えに
運動は必ず 毎日1時間
(結果 長年のステロイド副作用太りも 解消)

掃除 洗濯 ご飯 & お弁当作り
(+院試近い息子に応援ゴハン送る)
家事は キチンとすると 精神安定

注)7割の出来で◯としています

たまに
今、近くにいるよと 連絡くれる友達と
絶妙なタイミングで 会えたりして

それから
バイオリン練習は コツコツ
スキマ時間を 集めに 集めながら
200年の時を 埋めるべく

夜空に瞬く 
あの憧れの 音色を
誰に 聞かせるでもなく
自分のために 奏でられるように

これまで目標は
「きらめく音色の キラキラ星」
(あと夫の妙な鼻歌)
そう思っていましたが

歳を重ねるとは
心の棚に加えたいメロディが
増えてしまう
ということなのですね

その中から この一曲
アザラシヴィリの「ノクターン」
死ぬまでに 奏でられたらと

つまり なかなか 死ねなくて
ずっと 生きてるかも 笑

生きていたい理由なんて
弾きたい一曲で 十分なのです



またね☺︎ふみ
2024年5月23日

(高木凛々子さんの演奏でどうぞ)

追伸
私的バイオリン200年問題や
憧れの音色のことなど含め
今の 私の心の中身は
昨春 よもぎさんとの個展で
作成・販売した 冊子エッセイに
ほぼ 詰め込みまして

読んでない方は
なんのこっちゃな話があるかも
すいません

エッセイ冊子は
現在 販売してませんが
いつか ふたたび
お目にかかる日が 来るかも
(…来ないかも)

2024年春の報:4月花びらの行方

4月です
桜のあゆみが ゆっくりだった
2024年の春

みなさん
お花見したかな お元気かな

私は 日々 悲喜こもごもの
ザラザラや ゴツゴツなど ありながら
ざっくり 平和に 暮らしています

大学での学びは 折り返しを迎え
5月からまた ひとヤマありますが
9月コンプリートを 目指しています

10月に たぶん 入院治療なので
体を 少しでも強く 整えつつ

いつか どこかに書きましたが
イカした 老婆に なるために
健康(食と睡眠)は 言わずもがな

これからの人生に 保ちたいのは
「文化」と「体育」と「経済」の
内なる バランス

「文化」は 和と洋の 服と楽器
「体育」は 背骨!骨盤!膝!
「経済」は 修行中 & 準備中

せっせと 取り組んでおります

共通しているのは
「すでに 持っていたのに
ずっと ほったらかしていたもの」を
埃払って 磨きこんでいる 感じ

我が家の カレーを 極めるような
(↑これもやってる)

今後の 小谷活動は 未定ですが
今の この流れで 行こうかなと

大学を修了し
治療が落ち着いたら

この 20年の間に 書いて
書きっぱなしの 作品が
1000篇近く あるので
これを 磨きこみたいと 思います

それを世に 放すかどうかは
言葉の意思に 任せて

咲いて散る 花の行方は
いつも
提灯の 灯りまかせ
春夜の 風まかせ
なのです


またね☺︎ふみ
2024年4月18日


追伸【重要】
サンリオキャラクター大賞が始まりましたよ
(4月17日〜5月26日)
「キキララ」推し として
夫と 人生初の 推し活(!)

この結果(順位)で
来年のグッツ量が 決まりますの…
(キキララは いつも微妙な順位)

あと
「干し芋」って 美味しいですね
栄養的にも 頼りになります
方々の干し芋を 試しており
干し芋ソムリエに なれそう

「キキララ」と「干し芋」
推しています 48歳の春

2024年春の報:3月の新星

【新作(なのかもしれない)お知らせ】

3月になりました
吹く風は まだ冷たいですが
みなさま お元気かな

ちょこっと SNSに載せましたが
製本家クータモさんの 新作の造本に合わせ
当て書きをしました (夜空の詩です)

その完成作品が 3月13日から
本づくり学校修了展にて 展示されるそう

(クータモちゃん、画像お借りします🙇‍♀️)

『 夜の空に あいた 小さなまる
 まるの向こうから ひかりがさして

 それを 星とよぶと 知ったのは
 すこし 大きくなってから 』
                (本文より)

ーーーーー
今年は彼女が 製本をはじめて10年

この10年のあいだ
私の言葉を綴じ
本の姿を与えてくれた
彼女の手のひらの宇宙に添う
星のような言葉を

私がこの作品を書いたのは 1年前ですが
こうして おやすみしてる間も
1年前に放った言葉が その先で瞬く

それは 夜空の出来事のようです


私は 引き続き 新治療が落ち着く
今年いっぱいは おやすみしますが
私の言葉は 眠らないままのようなので
どこかで 出会って いただけますように

またね

ふみ☺︎ 2024年3月9日


追伸
息子が春の帰省中

私は もうすぐ学期末試験
息子は この夏に大学院試

「一緒に勉強しよーぜー」と
はりきって居間に集合するものの

「実家でおかーが 近くにいると 眠くなる、、、」
「寝かしつけ 思い出して 眠くなるわ、、、」
母子で 寝落ち爆睡

結局
勉強は もう 別々にしようということに
親子は いつも 安らぎと自立を 行ったり来たり

母は 試験まで あと2日

2024年春の報:2月の「のま」

2月です。

2024年のスタート うまくいかなかった方
先日2月11日は 古い暦のお正月でした
ひっそりと新年 まだはじまったばかり

私は だいぶ元気になりました
(引き続き 内向き生活ですが)

とはいえ
元気じゃない あいだも
大学の勉強など 淡々とやっていたので
やっと自分自身が 追いついて来た感じ

調子は 凸凹でも
人生節目 50歳に向け

取りこぼしてきたもの
忘れてきたもの

着々と 手にしているような
黙々と たのしく
粛々と ふふふ
ふしぎな 日々なのです

着々 淡々 黙々 粛々 ‥
「々(のま)」に 勝るものなし

そして
今回の 体調不良に背中を押され
ずっと 決められずにいたことを
決めることが できました

新しい治療を 受けてみよう!

免疫のひとつを オフにする
強めの 入院治療なので
さらに またしばらく
小谷活動は おやすみになりますが

ずっと 決められすにいたことに
やっと 決心がついて
ほっと しています

決められないことが あるとき
まだ 決めなくていい ことならば
力んで 決めなくて いいんだなと

「その時」は ちゃんと やって来る
一見 いじわるな顔を
しているかもしれないけど

少ししたら その正体が
何であるのか 分かってくる

そんな 2024年の
(再びの)はじまり

2024年2月15日
ふみ☺︎またね

追伸
「生きるのしんどい」と泣いた
高熱と再発の翌週に
「生きててよかった」と涙ぐみ
熱々の肉まん頬張る