2025年夏の報:森と本とレモンスカッシュな小暑。

7月の終わり 夏の盛りです
みなさま お元気かな

私は 元気でやっております
まあ 生きていますので
次から 次へと 色々ありますが

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実は
見通しつきづらい体調や
自分のポンコツさかげんから
やっていけるのか 分からなかったので
ここには 書かないでいたのですが

昨年末から
森のなかの 小さな大学図書館で
司書として 働いています

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拙著「やがて森になる」が
「あなたが小箱を開けるとき」が
ともに すべて旅立ちまして

まだ
「月の光」と「よりそうつきひ」は
旅を続けているものの

どこか 燃え尽きた感 拭えず
恋人が 去ったような 失恋感?
ちくりと 傷を負ったような感覚

そんな 50歳を前に 
「本のその先」が 知りたくなって
社会人大学生になり 司書資格を取得

さらに 新しい治療を始めてから
これまで 病に閉じ込められていた分
見たことない世界を 見てみたくなって

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そんなわけで 今
森に囲まれた 小さな図書館 にて
知らない世界で 知らない人たちと
日々 仕事をして 半年程になります

息子と 同じくらいの 学生さんの
調べものの お手伝いを にこやかにして

私が 生まれる前からある 古い書物に
どんな旅をしてきたのか 耳を澄まして

長い廊下の つきあたり正面にある
正方形の 大きな窓は
森の四季を表す ましかくの 絵画のようで

言葉の世界から
離れたような 離れていないような
そんな冬春を 小声で 見送っては迎え
大学図書館なので もうすぐ夏休み

森の図書館の 外の世界を 思い出すころ

みなさん よい夏を お過ごしくださいね

またね

ふみ☺︎
2025年7月20日



追伸

今までも これからも きっと
困りごと 心配ごとは 尽きぬまま

私が梅ソーダを シュワシュワ飲むのを
毎年 毎年 羨ましがる夫が

この夏 初めて
レモンシロップを 漬けました
(梅が苦手なので)

酸っぱいレモンと 甘い氷砂糖 
交互に だんだん 詰めて 詰めて

レモンスカッシュに
シュワシュワ
はじけろ

氷砂糖が溶ける音を聞きたい会