2024冬の報:‥また傷の1月

2024年 あけました
本年も よろしくお願いします

元旦からずっと 胸のざわざわ
おさまらぬ日々でした

被災地のみなさんが1日も早く
日常を取り戻せますように

私は私で
10年ぶりに インフルエンザAに罹り
からの 調子が崩れてしまい

2024年 出だしから
派手に すっ転んでしまいました
年齢的にも
もろい時期なのかもしれません

今は 2月の旧暦正月を前に
「私の新年は、これからなんだ…」と

ぷるぷる 少し先の春に手を伸ばし
じわじわ 再起動しているところ

2月3日節分(季節分ける日)には
転んだ痛みと お別れして
やさしい春を 迎えられるように

あまり深いこと 思わずに
いいことも あるよ
あなたも わたしも

またね

2024年1月26日 ふみ☺︎

追伸
頂いたメールの返信など
できておらず 申し訳ありません
ととのえ お返ししてゆきます

2023冬の報:12月のキキララ

12月です
みなさま お元気かな
どんな1年を 過ごしましたか

私は…
ざっくり まとめますと

春のはじまり
よもぎさんと ことばの展示しました
(たのしかった!)

春のおわり
短編朗読映画の脚本(手紙)を 書きました
「あなたのいない夕暮れに」映像作品リンク

梅雨のはしり
体調を崩しました…
(以来 気配消してて すいません…)

夏じゅう
異常な暑さに 強過ぎの薬に
クラクラ安静 がまんして

秋のいりぐち
30年ぶりの 大学生になりました

そして 冬のいま
今年が 暮れてゆきます

2023年は
どう生きて生きたいか

夢みたいなものが
分かってきた年でした

ささやかに
豊かに
暮らしたい

ーーー

いつか
おばあちゃんの私は

どこか小さな図書館で
本を並べたり
誰かの調べものを手伝って

町のごみを拾ったり
汚してしまった世界を
少しでもきれいにして

夫と ふざけた毎日を送りながら
息子と 彼の大切な人やものを
横目で チラチラ見守る

そんな日々のことを
ぽつり ぽつり
書きとめて

ある日
言葉がノートから 溢れ出たら
しおりの君に 綴じてもらう

まちの本屋さんに 
一冊 一冊
待っていてくれている人に
届けてもらう

図書館にも 置いてもらうけど
誰かに
「やっぱり 手元に置きたい」と
本屋さんに もとめてもらえる
一冊を のこせたら

そしてまた
その人たちへの 手紙のような

毎日を 生き 
日々を 書く

ーーーー

ありがとう 2023年
さあ来い
課題だらけの 2024年

みなさま
よい年を お迎えください

ふみ☺︎ 12月22日

追伸

2023年1月
息子が 成人式を迎えました

進路(専攻)も 決まりました
(2回生終わりに決まるやつ)

彼は今 京都にて
夜空を眺めて
過ごしています

これは比喩では なくてですね
宇宙物理学専攻に 進みました

ーー

いつか
おばあちゃんの私は
同じ年月日に生まれた夫と

さらにいつか 
お空の双子 
キキララ(昭和!)になって

息子がのぞく 望遠鏡の先で
またたのしく 暮らすのです

それが 私の夢です

2023秋の報:11月の情緒

11月です
みなさま お元気かな

実は…
10月は 最初から 最後まで
私近辺 コロナ コロナで
私自身 コロナ振り払いながら
大学の学びを 追いかける日々でした…

ハっと気づいたら 11月で
初レポート提出を 必死に終え
今週末は 初試験です

合格や不合格 秀優良可で
分かりやすく 評価されることに
ドキワクな新鮮さを 覚えています

これが終わると また次のレポート締切り
そして12月入ってすぐ 期末試験です

レポートや論文や 書くのは 
仕事柄か かなり早いのですが

気を抜くと
小谷モードが 発動してしまいます

情感…情景…情緒…情動…
情の特盛りレポートを書いてしまうので
自ら
「ちがーう!お前の気持ちは、聞いてない!!」

すぐなりを潜める 客観性にムチ打ち
セルフ鬼教官と化しています…

…なのである。

そして
コロナには 罹りましたが
幸い病気は 再発せず

しかしながら
また前回再発した条件に近づいており
ビクビクしております

新しい治療法が
常にずっと チラついていますが
今 日々コツコツと
生活と体質の改善にも 取り組んでおり
もしこれでダメなら 試そうか…
という気持ちに 傾いています

でも そんな結果が出るには
数年単位 かかるるため
これから どうしようかなと

ひとまず
学生しながら 考えていますが
今後の活動は 決めかねている
というのが 正直なところです

(活動再開して再発すると
 色んな人に迷惑かけちゃうからね)


明日から
いよいよ気温が下がるようですね

今年も あと1ヶ月とちょっと…
2023年も たいへんだったなあ…涙

思い出すとまだ 心がヒリヒリします
過呼吸の夜
夫の声と腕の温もりだけが
暗闇の命づなでした

でも なんとか 
また 立ち上がりました
みんなも きっと大丈夫

よき年末を お迎えください
またね

ふみ☺︎ 11月7日

追伸
気になってる人が いっぱい
気にしてくれて ありがとう

ごめんね

2023秋の報:10月の扉

10 月です
みなさまお元気かな

私は10月1日から 大学生になりまして
日々授業と課題に 追われています

50歳手前になって
「何を勉強してるの?」と
たずねられながらも
説明すると 長くなるので
あまり語らず いたのですが

ざっくり
「図書館学」「情報学」
「生涯学習論」などを学んでいます

これは私が
「なぜものを書いているのか」
という 自分への問いの先に
辿り着いた学びです

この20数年
「日々を記録したい」という
本能のような衝動のもと
ものを書き続けてきました 

『記録と保存』
これは図書館の意義であります

この意義に心惹かれるようになり
学びという綱を辿って
自分の内なる真理に迫ってみたいと
思うようになりました

もともと
自宅以外で好きな場所は
図書館と公民館ということもあり
(何度も救われてきたのは病院図書室)

私のような難病持ちや
体に 人生に 難ありの多くの人に
開かれんことを願いつつ
このような文化的公共機関で
働くことも考えたりして
(司書資格も取得予定)

これからの世の中においての
図書館の新しい役割
町の書店さんとの共存
本のあり方と希望

そして
もの書きとして
「何を記録し残すか」

学びながら問い続け
ひっそり筆も動かしてゆきます

それから来春
新しい治療法を試そうかと
(色々怖くてまだ決心つかず…)

これにはリスクを伴うため
少しでも対抗できるよう
コツコツ体を鍛えたり…

この話はまた長くなるので
またこんど

内なる 冒険と挑戦の1年
はじまりの扉は いつも10月に

みなさま
忘れずここに来て下さって
ありがとう

また書くね

2023年10月10日 ふみ☺︎

2023秋の報:48歳🎂


この夏
暑かった 熱かった
いや まだ暑い熱い
みなさま お元気かな

私は 梅雨のはじまりに 体調を崩し
強すぎる日差しと 蝉の大合唱に隠れ
しっとり こっそり 
おやすみしています

自分を 暮らしを 
見直しながら

生きるとは 人生とは
心とは 体とは

さらには
友達とは 親とは
人間とは 世界とは

自分と 色んな話をしながら
やっと 手放せたもの
とうとう 取り戻したもの
いろいろ あります

たとえば
ふと 手にするものを
スマホから 本に
スマホより フライパンを

積み上がっていた 未読の本は
あっという間に減り
料理のレシピも増えました

SNSを 見えなくしたら
処理しきれない情報の洪水に
焦ったり 凹んだり
モヤモヤすることも
なくなりました

大切な繋がりが
なくなってしまったり
大事な何かを
見逃してしまうのではないかと

得体の知れない不安が
あったのですが
なくしたくないものは
そんなことでは
なくなりませんでした

ふと ポストに届く
友からの便りを
何度も 何度も 大事に読んで
翌日には もう返事を出したり
はたまた 1ヶ月後に書いたり

「あの人 どうしているかな」と
思うのも 思われるのも
思い出し 思い出された時まかせ
これくらいが ちょうどよくて

こんな調子で
まだ自分を知りながら
ささやかに ゆっくりと
またひとつ 歳を取りました

秋の歩みを待ちながら
みなさま
夏の疲れが出ませんように
お過ごしください

またね

2023年9月1日 ふみ☺︎

追伸
ある雨の日
べったーんと転んだ目線の先に
今にも出発しそうな
私の《大学行き》のバス

「そのバス、乗りまああああす!!」
と半べそで出願
この秋 予定通り大学生
(学生証に はしゃぎました)

その前に
来週から息子が京都から帰省
大学生ふたりな我が家
うちはもうすぐ夏休み🌻

 

2023夏の報:大学生になります

こんにちは
あっという間に
2023年も半分が過ぎました
みなさま お元気かな

ここで ちょっとお知らせを

私はあと数年で50歳になるのですが
人生の節目を前に
学びたい・得たいことがあり
今秋から再び大学生に(30年ぶり)なります

小谷ふみの新しい活動は
諸々準備が始まる7月からお休み
(各SNSもお休み)
…ですが
変わらずひっそり書き続けますし
既存作品の納品や 必要な作業は
水面下でひそやかに続けます

2023年春は 3月の個展を中心に 
お客様や 私の友達 
会いたい人に多く会え
作品作りの励みも得て
満足と感謝でまだ胸いっぱい

ここからは新たな季節
人生の様々な問題を抱えながらも
ひとり世界を広げ深めて来ます

みなさまも 健やかに
今のための 今を

2023年6月 ふみ☺︎

追伸
近況報告を兼ね
ここの四季報はまたゆっくり更新しますので
よかったらまたおたずねください◎

2023春の報:個展のお知らせ2.23-3.12

ことば展 〜はがきのおと〜

三鷹よもぎBOOKSさんにて
4年ぶり2回目のことばの展示を催します

▷日時:2023年2月23日(木祝)-3月12日(日)
▷テーマ:「はがき・たより」

▷「はがき」にちなんだ作品を展示
新作の活版はがき(5種)
新作冊子も販売します
これまでの著書もいっしょに

▷会期 
2023年2月23日(木)〜3月12日(日)12:00-17:30 
*会期中、2月25日、28日、
 3月3日、7日、8日は店舗おやすみ

▷小谷在廊日 
2/23(木・祝)、2/26(日)
3/1(水)、3/4(土)、3/12(日)

詳細はこちらから

お気軽にごゆっくり
お立ち寄りください

展示・販売の内容など
また更新いたします

2023年2月18日 ふみ☺︎

2023年新年:年女のごあいさつ🐇

あけましておめでとうございます

四季報のごとくHP更新してゆくつもりが…
とても久しぶりになってしまいました…

2022年は連載ふたつを無事に完走しまして
しばらく燃え尽き症候群になっておりました…

次の予定に向け
ようやっと立ち上がったところです
(もうすぐ詳細お知らせします)

いろいろご報告もあるのですが
それはおいおい

今年はうさぎ年の年女
ぴょんぴょん跳ねてゆきたいと思います

本年もどうぞよろしくお願いします

2023年1月17日 小谷ふみ☺︎

2022春の報:連載ふたつ🥔🍫

去年の「2021春の報」から1年……

私は自転車横転事故で大怪我したり
家族がコロナ感染したり

…色々ありますが
過ぎ去ってみれば
結果オーライ元気です

さてこの度
新しい物語を書かせていただくことに

コロンとした形と
森から生まれ出たような色が魅力の
ランドセル「アタラ」と
色にまつわる物語『もりのひみつ』
全9話の連載です

『もりのひみつ』
https://www.atara-xyl.jp/f/story

仕掛けいっぱいの
たのしかわいい絵本です


そして
🕯web連載「あなたのいない夕暮れに」
2年目を迎え
いよいよ最終コーナーに入りました
もう21回にもなります

https://yori.so/letters



連載ふたつ
すこしのあいだ同時進行になりますが

ポテチ🥔とチョコ🍫

ちょっと しょっぱい
なかなか あまい

味のちがうふたつを交互に食べる感じで
おたのしみいただけると嬉しいです

2022年4月30日 ふみ☺︎

2021春の報:巣立ちの3月🐥

久しぶりの更新です
何から書けばよいやらです

まずこの春
息子が高校卒業しました

これまで離婚だ難病だと
イベント多めの私の人生

息子を乗せた舟を必死に漕ぎ
沈没しかけては色々な人に助けられ

息子みずから
泳いでいかれるところまで来ました

私たちに関わってくださった皆さま
ありがとうございました

子育てが終わりゆくことに
涙で目まで流れかけましたが
晴れやかに卒業式

そしてその2週間後
息子の巣立ち

…の前々日に病気が再発

子育てひと区切りのご褒美どころか
春の京都も入学式もぶっ飛び
空の巣の心を
地面に叩きつけられたようでした…

息子は
私のもとを
東京を離れ
ひとり京の都
憧れの自由とカオスの大学へ

そして新緑の5月

あんなにもどうしようもなく
かなしかった桜色の春は
ちゃんとだんだん遠ざかって

世界は相変わらずのコロナですが
今は体調はぼちぼち
心はようやく元気に

あれもやろう
これもやろう
…コロナが終わったら
(早く……終わって!)

しばしおとなしく自粛
庭いじり

無になり楽しいですね
土いじり

連載「あなたのいない夕暮れに」
つづいています

なるべく四季の始まりには
ここに近況などお知らせしてゆきたい所存

次は夏に
みなさまお元気でお過ごしくださいね


2021年5月7日 ふみ☺︎